『冬立ちて人気失せるや一宮寺』 この日は立冬。7時30分頃の参拝でしたが、普段なら何人かの参拝者がいる時間帯ですが、寺を出るまで関係者以外は見かけませんでした。冬が深まるにつれ参拝者の数も減っていくのでしょうか?
『冬立ちて人気失せるや一宮寺』 この日は立冬。7時30分頃の参拝でしたが、普段なら何人かの参拝者がいる時間帯ですが、寺を出るまで関係者以外は見かけませんでした。冬が深まるにつれ参拝者の数も減っていくのでしょうか?
『赤み増し深まる紅葉根香寺か』 寺には、人間を食べる恐ろしい怪獣、牛鬼伝説がありますが、そのオブジェが山門の手前で出迎えてくれます。高松地域では紅葉で有名な寺ですが、まだ少し早かったようです。
『白峯寺石段尽きて秋の風』 白峯の西側ルートは、この石段を上ることになります。見通しは良いのですが頂上部が見えません。息を切らし登り切ると、清々しい秋の風が吹いていました。宮内庁管轄の崇徳天皇陵があるのにはビックリしまし […]
『納経に駆け込む人や国分寺』 四国4県の国分寺は全て札所に指定されています。中でも当寺は樹齢の重ねた松が立派で、威風堂々とした雰囲気を醸し出しています。
『経本に秋の朝日や高照院』 ここは白峯宮という神社と同じ敷地内にある、珍しいお寺です。どちらかというと神社のほうが建物は立派で、初めて行った時は、本堂がどこにあるか迷ってしまいます。
『郷照寺大橋望む秋の暮れ』 写真の中央に小さく瀬戸大橋の橋脚が移っています。実際は、巨大な人口構造物と古いお寺のアンバランスな眺望に、不思議な感覚を覚えます。また、ここは88ヶ所の中でも珍しい浄土教の一宗派「時宗」となっ […]
『行く秋や鳩追う童道隆寺』 境内に集まった鳩を子供が追いかけ、勢いよく鳩は飛び立ちました。境内が広いお寺でよく見かける情景ですが、見るたびに心が和みます。
『天高く拡がる読経金倉寺』 抜けるような青空です。境内に響く読経も、どこまでも天に昇っていっくような気がしました。
『朝冷えの荘厳極み善通寺』 弘法大師誕生の地で有名な善通寺。88ヶ所の中で最も大きいお寺です。本来ならここが1番札所であると思いますが、88ヶ所が普及する契機となった『四国辺路道指南 真念』(1687年)の頃の道路事情を […]
『読経鳴り献灯揺れし秋の空』 弘法大師が修築工事を行った日本最大の溜池「満濃池」に関わる寺として有名です。団体の参拝者の読経が共鳴し、ロウソクの灯が揺れていました。