歩き方
当項目については、下表のようにまとめることが出来ます。一般的には1番札所から回るのが普通のようですが、色々と調べてみると1番からスタートする決まりはないようです。私は新居浜市在住なので、自宅を出発して65番札所三角寺から始めます。途中から始めるメリットは、1番から回る方たちと少しだけ時期がずれるので、札所での混雑に巻き込まれることが少ないように思えます。
どの道を歩くか
四国遍路の起こりは、空海の入定後、修行僧らが大師の足跡を辿って遍歴の旅を始めたのが起こり(ウイッキペディア参照)のようです。すなわち、空海が通った道が遍路道というわけではなく、その時代のお遍路さんが通った道が遍路道ということになります。私個人の考えですが、自分自身が修行のために四国遍路を行っているのなら、自分が通った道も遍路道になるということです。ですから私は、以下のような判断で遍路道を選択して歩いています。
- 旧遍路道(旧道の前の主要道路) 体力が十分で、心にもゆとりがある時。
- 旧道(国道開通前の主要道路) この道をなるべく歩くようにしています。車や排気ガスの心配もありません。
- 国道 迷わず歩くには最適です。肉刺が出来たときも歩きやすさでは一番です。
道しるべ
歩き遍路のバイブル「空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編](へんろみち保存協力会編)」に詳しく遍路道が掲載されています。この地図を見ながら歩いている遍路さんは本当に多いです。私もはじめは、この本とネット情報などを参考にして歩きました。また、道路の曲がり角には、先人たちの努力で各種道しるべが貼ってあり、本当に助かります。感謝感謝 m(_ _)m
逆打ちの場合、この道しるべが見えないので歩きにくいのではないかと思います。私はまだ逆打ちの経験はありませんが、時が来れば挑戦するつもりです。順打ちの経験が、逆打ちに生きるんではないかと思っています。