『みどりの日登れば寒し大山寺』 標高70メートルほどの所に本堂はあります。快晴で本堂に着いたときは汗を拭っていたのですが、お勤めを終え四阿で休憩していると肌寒いくらいでした。
『みどりの日登れば寒し大山寺』 標高70メートルほどの所に本堂はあります。快晴で本堂に着いたときは汗を拭っていたのですが、お勤めを終え四阿で休憩していると肌寒いくらいでした。
『回廊の春風すがし石手寺か』 日本最古の温泉「道後温泉」の近くにあることもあり、観光で訪れた参拝者も多く、寺内は人で一杯でした。山門の前に回廊があり、心地よい風が吹いていました。洞窟があったので入ってみると結構長い洞窟で […]
『繁多寺やダウンの児連れ春の暮れ』 ダウン症の子供を連れた母親が、子供の手を取り献灯、献香をしておりました。一緒に合掌する姿を見て、母親の深い愛を感じた瞬間でした。
『電車過ぎ春風と行く浄土寺か』 伊予鉄道の電車が通り過ぎた向こうに、浄土時の山門が見えました。次の電車が来たら写真を撮ろうと思って少し待っていたのですが、なかなか来ないので次の機会にと諦めました。電車の駅が直ぐそばにあり […]
『西林寺ハモるお経は春空へ』 若い女性のお経の響きが心地よく、少し聞き入ってしまいました。天気は最高で、高い空へお経がどこまでも伸びていくような感じがします。
『八坂寺の玉となり咲くつつじかな』 見ごろまでもう少し時間が必要かと思いますが、本堂の横に存在感のあるつつじが咲いていました。遍路の元祖といわれる右衛門三郎との縁も深いお寺としても有名です。
『春泥に鬱蒼たるや浄瑠璃寺』 雨上がりの朝は、すこし寒いくらいで、境内に入ったら人影も少ないうえに鬱蒼とした景色で、ここは松山かと思ったくらい静かでした。
『岩屋時やすってんころり春時雨』 朝から降り始めた雨は、午後からだんだん強くなり、岩屋寺の石段で外人の方が足を滑らせて転んでしましました。幸い怪我はなかったようで、先に行った私を追い越していきました。
『石楠花も気づかず上がる大寶寺』 ご老人にはきつい石段。綺麗に石楠花が咲いていましたが、それも気づかず本堂に向かって石段を一歩づづ上がっていきます。お大事に。
『明石寺お経と合わす昼蛙』 お遍路さんの左横に小さな池があり、そこから蛙の元気な鳴き声が聞こえていました。お遍路さんの読経の調べに合わせるかのように、鳴いていました。